bj ACADEMY JUNIOR・Jr.YOUTHでは、2023seasonより全カテゴリーhudl (ハドル) を導入いたしました!
詳細な分析ができるhudlについて、使い方や特徴のご紹介です。
①試合をする
大会はもちろん、練習試合やチーム内の練習の映像を撮影。
②映像を送る
撮影した映像をhudl assisitへ送付。hudl assistとは、試合や練習の映像をアップロードし、専門のアナリストが詳細な分析を行い、プレーのパフォーマンス、戦術、技術的な側面などを見つけ出し、詳細なレビューを提供してくれるツール。
③タグ付け
hudl assistによって、1プレイ毎にプレイが分類されそれぞれにタグが付けられ、映像が返ってくる。
例) white #53 2P失敗 red #24 ブロック など...
④分析して改善
スタッツや映像を細かく振り返ることで、課題を正確に分析し、その課題に対する練習に取り組む。
hudlの特徴を6つご紹介!
①フィルターをかけて映像を振り返る
②詳細なスタッツデータでゲームを振り返る
③詳細なシュートチャートでゲームを振り返る
④相手のデータも見れる為、自チームの失点を分析できる
⑤プレイリストを作成し、共有できる
⑥スタッフはもちろん、選手・保護者もデータを見れる
それぞれの項目ごとに特徴を細かくご紹介👇
1.フィルターをかけて映像を振り返る
hudl assistによりタグ付けされた映像にフィルターをかけ、対象のシーンのみを映像で簡単に振り返ることができる。
≪フィルターの詳細≫
チームとアスリート
自チーム、相手チームの選択が可能。
さらには選手の選択もでき、プレーヤ―を限定して振り返ることができる。
シュート
2Pや3P、フリースローはもちろん、キャッチ&シュートやコンテストされたシュート、トランジションポイント、セカンドチャンスポイントなどの詳細な項目もフィルターにかけることができる。
より詳細にかつ簡単に映像を振り返ることができ、時間も短縮され細かな分析ができる。
オフェンス
アシストやオフェンスリバウンド、ターンオーバーなどオフェンスのプレーを選択できる。
また、インバウンズのプレー (BLOB/SLOB) も選択でき、スカウティングにも活用可能。
ディフェンス
ブロックやファウル、ディフェンスリバウンドなどディフェンスのプレーを選択できる。
また、ディフレクションも選択でき、普段ではなかなかスタッツでとることのできないデータも振り返ることが可能。
このように多くの項目がある中で、振り返りたい項目を選択し、映像を見ることができる。
課題を見つけ、映像を振り返るまでの時間が短縮され、分析により多くの時間を使うことが可能に。
2.詳細なスタッツデータでゲームを振り返る
ベーシックなスタッツはもちろん、より詳細なデータを見ることができ、気づきにくい部分にも気づくことができる。
ベーシックスタッツ
ゲーム全体を通しての数値、ピリオド毎にデータを確認できる。
このデータによりピリオド毎に振り返りができ、自チームの傾向も見えてくる。
選手毎のデータ
また、選手毎にもデータを見ることができるため、チームとしての振り返りだけでなく、個人にもフォーカスしながら細かく振り返ることができる。
シーズン通してのデータ
そして、過去のデータが蓄積されていくため、全体通しての数値も確認することができる。
チームとしてのストロングポイント、ウィークポイントを客観的に把握することが可能となり、課題を見つけやすい。
また、全体通してのデータについても、チームだけでなく個人のデータも見れるため、個人の課題にも取り組みやすくなる。
高度な得点データ
ベーシックなスタッツだけでなく、高度な得点データも見ることができる。
データ例
・TP :ディフェンスリバウンドの獲得または相手ボールのターンオーバーから8秒以内で得た得点
・PoT:相手がターンオーバーをした後のポゼッションで得た得点
・SCP:オフェンスリバウンドを獲得した同じポゼッションでの得点
・PiP :ペイントエリア内での得点
3.詳細なシュートチャートでゲームを振り返る
シュートのエリアだけでなく、より詳細なデータを確認できることに加え、すぐに映像を確認することもできる。
シュートチャート
・ペイント内
・ペリメーター (ペイントの外かつ3Pの内側)
・コーナー3P
・トップ3P
・ウィング3P
など細かく分類されており、エリア毎の試投数や成功数、確率が確認できる。
また、エリアをクリックすれば対象のシーンのみの映像が見られる。
シュートの種類
・Catch And Shoot (キャッチしてそのままシュートするプレー)
・Contested (シュート時にディフェンスが手を伸ばしてシュートをブロックしようとするプレー)
・Jump Shot
・Layup
上記で紹介したシュートエリアのチャートだけでなく、このようにシュートの種類の分類もされるため、より細かな分析が可能。
4.相手のデータも見れる為、自チームの失点を分析できる
失点理由を分析
2.3.で紹介したスタッツやシュートチャートについては、自チームのデータだけでなく相手チームのデータもみることができる。
そのためどこのエリアでの失点が多いのか、どのような状況でのショットが多いのかなどを、映像も見ながら細かく振り返ることが可能。
選手との振り返り
コーチからの話しやデータの振り返りだけでなく、映像を見ながら現象を確認することで、より理解も深まり練習への意識や理解度が高まる。
5.プレイリストを作成し、共有できる
シチュエーション毎に分類
すぐに見返したい映像や選手や保護者へ共有したい映像を、シチュエーション毎に分類してプレイリストを作成。
全ての試合から映像を切り取り、追加してくことができるため、チームの課題や個人の課題がより明確に。
分類例 (bj YOUTH 独自に作成)
・Out Number TO:アウトナンバーでのターンオーバー
・Live TO:ライブターンオーバー (ゲームが止まらないターンオーバー)
・Dead TO:デッドターンオーバー (ゲームが止まるターンオーバー)
・ball carry TO:ボール運びをする際のターンオーバー
・TR TO:トランジション (DF→OF) ターンオーバー
などに分類し、振り返りやすく。
プレイリストを作成するとリアルタイムで選手・保護者へ共有される。
6.スタッフはもちろん、選手・保護者もデータを見れる
スタッフと同様の内容を選手や保護者も自身の携帯やiPad、パソコンで見ることができる。
選手やチームの成長を映像や数字で追うことができ、選手との振り返りに活用が可能。
また、フィルターをかけなければフルゲームでの視聴も可能に。